エックスサーバーの廉価版(?)、シン・レンタルサーバーを使ってみている。
Pythonのバージョンが低くて、どうしても3.10以上を使いたかったので、どうにか異なるバージョンをインストールする方法はないか? と調べてみたところ、エックスサーバー向けの情報だが
- Homebrew
- Anaconda
の2種類の情報が手に入った。
なので文献を参考にHomebrewにトライしたのだが……どうしても、どうしてもcurlを認識してくれない。実行ファイルまでは見つけてくれるのに、バージョン番号が欠けている。
HOMEBREW_CURL_PATHを設定しても、HOMEBREW_FORCE_BREWED_CURL=True(1)にしてもダメ! OpenSSLの依存関係もチェックしたし単体でcurlが動作するのは確認したのに、それでもダメ!
2日ぐらい頑張ったがお手上げ。
というわけでAnacondaで試してみたら、無事pipでライブラリをインストールするところまでたどり着けた。
Anacondaのインストールで詰まったこと
インストール自体はわりとすんなりできた。参考にしたサイトはこの辺。
インストール後、conda initした後は、一旦exitして接続し直す必要があるっぽい。
それとAnacondaインストール後、なぜかlsとかviとかが使えなくなった。
PATHは特にいじってないはずなのになぜ!!
困ったので/usr/binにパスを通し直して解決。
あとは仮想環境作成の際、Pythonのバージョンを指定しないとサーバー標準のPython(Python2.X)が使用される。必ずPythonのバージョンを指定しよう!
Anacondaインストールはしてもいいのか?
シン・レンタルサーバー、コントロールパネルが使いやすくて気に入ってるんだけど、サーバーでPythonを動かせるかどうかは試していなかった。
頑張ってDiscord Bot作ったのに休眠状態だから動かしたくなって、サーバーで動かしてもいいのか気になって、サポートに問い合わせてみたが。
- プログラムについて個別の確認は受けつけていない
- root権限が必要なものは利用できない
- それ以外は利用サーバーで直接試して確認してほしい
ということで、常駐デーモンプロセスを禁じているわけではなさそうだった。(禁じているサーバーもあるとか)
それと当然だけど過負荷はダメだよね。シン・レンタルサーバーでは「リソースモニター」で負荷状況の確認ができるので、自力でちょこちょこ確認してみるのが良さそう。
おわりに
Homebrewは動かせないなって思ったので消してしまったけど、頑張ってインストールしたgitはそのまま大事にとっておいて使おうと思う……。
curlはいらない気がするのでそのうち消すかも。