べんぶらきっちんインタビュー その2

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その1の続きのような、そうでないような。FF14の料理をチョコボ野菜でアレンジする会話ネタ。

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ベントブランチにキッチンができてうちの子の嫁がシェフをしていて、定期的にインタビューコーナーが開催されてるイメージ。3分料理番組みたいな。

その日メインのチョコボ野菜をそのまま試食して「不味っ」「臭っ」て言う役(あとで完成品味見して「これがあの野菜…!?」とか言う)がいる。通販番組みたいなノリを感じる。

エオルゼアにテレビはないから、実地でやる小規模なイベント(観客も試食可)なのかもしれない。

ドラゴン族ウケ

「べんぶらきっちん特別編!なんとこの〇〇の野菜(決めてない)と✕✕の肉(決めてない)を蒸し焼きにすると!」
「すると…?」
「ドラゴン族ウケします」
「ドラゴン族ウケ」
「ドラゴン族の友人が訪ねてきたときの料理にどうぞ」
「グリダニアではあまり聞きませんね」

イクサル族ウケ

「このチョコボ野菜を使った料理!なんと!」
「なんと?」
「イクサル族に人気です」
「蛮族じゃないですか」
「ヒトに好意的な部族もいるんですよ」
「ほ、ホントですか…?」
「チョコボ野菜で広がる異種族の友人の輪!」
「むりやり広げてませんか!?」

旦那様

「チョコボ野菜で料理するとき、いつもどうやって作ってるんですか?」
「主人に味見と改良案出しを手伝ってもらっています」
「ごしゅ…旦那様ですか」
「素敵な人なんですよ♡」
「はあ」

スタッフドギサール

「べんぶらきっちん、今日のお題は!カベイジの野菜です!」
「……ヒトが普通に食べている野菜では?」
「ギサールの野菜と似たようなものなんですけどね」
「カベイジのほうがクセがなくて食べやすいですよね」
「というわけでスタッフドギサールを作りました」
「なんで!?」
「クリームチーズをブルーチーズに変えました」
「すさまじい臭いのコラボレーションが起きそうなんですが」
「どうぞ」
「……あれ、意外とマッチしてる」
「ブルーチーズが食べられる人ならいけます」
「ブルーチーズ苦手でもいける気がしてきました」
「調理師冥利に尽きます」

ワイルドオニオン

「今日のべんぶらきっちんはワイルドオニオンです」
「……ヒト向け野菜では?」
「最近チョコボ向け野菜が品薄で全部チョコボに回っちゃうんですよねー」
「この店ヒトの優先度低すぎません?」
「なのであまりたくさんチョコボ野菜が使えないんですよ」
「ワイルドオニオンを細かく刻んで、すりおろしたクリーエの野菜少量と混ぜてソースを作ります」
「はい」
「そこの川で釣った魚を塩焼きにしてソースを添えて食べます」
「シンプル」
「どうぞ」
「チョコボ野菜も少量だと風味づけにいいって思い始めた自分が怖いです」
「何よりです」

※「そこの川」=中央森林・葉脈水系。メイデンカープを想定したがピピラでもいいかもしれない。

パサーナケチャップ

「パサーナの野菜でパサーナケチャップを作りました」
「あれ味がかなりえぐくないですか」
「生は厳しいですが、長時間煮込むとコクが出てまろやかになります」
「長時間ってどのくらいですか」
「1週間くらいじっくりですね」
「そ、そんなに……」
「それでも独特の味はします」
「うぅこれはちょっと」
「ただ煮込むと食べづらいので、スパイスを加えてみました。ジャムメルジンジャーとか」
「聞いたことないんですが」
「アラミゴ方面で伝説になっているジンジャーです」
「で、伝説のジンジャー……」
「辛味が少なく香り豊かです。完成したケチャップをどうぞ」
「これは……濃厚でまろやかでコクがあって風味豊かなケチャップですね……!」
「このケチャップで味付けしたオムレツは卵の臭みがありません」
「これは何皿かいけますね」
「ちなみにその卵はドードーですからね」
「今なんで注釈入れたんですか」
「不安になるかなって」

チョコボの卵

「チョコボの卵って…食べるんですか?」
「意図的に食用にはしませんが、事故で亡くなったチョコボの肉は食べます」
「えっ」
「命を無駄にするよりは、循環させるべきです」
「野菜畑に埋めて肥料にするのかと思ってました」
「あなたを肥料にしますよ」
「すみませんでした」

おわりに

あまり「二次創作してる」という感覚は無いんだけど、これも二次創作なんだろうな。

ゲーム内レシピをリアルで作ってみようとする感覚に似てる。架空の野菜(ゲーム内実在)で架空の味とか考えてるだけで。

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