レザークラフトを3年ぐらい前から細々とやっている。
まだまだ腕前は初心者だけど、少しだけレザークラフト教室にも通っていろんな道具を知って買ってみた結果、買ってよかったと思っているものがあるのでご紹介。
買ってよかった工具
特大木槌
まずはこれ! 菱目打ちなら断然これがいい。すいっと菱目打ちが入っていく。他のハンマーはもう使う気にならない。
何個もいろんなものを試すより、これから始めるのがオススメ。
ゴム板
次いでゴム板。良いゴム板を買ってみたら素晴らしく作業がしやすくなったのでご紹介。
このゴム板の小(品切れ)を買ったんだが、硬いので菱目打ちが最低限までしか刺さらず、非常に作業しやすい。その上、硬いので菱目打ちがすいすい入っていく。以前は出番のなかった6本目がガンガン使えるし、6本目で革3枚重ねなんていう弱いゴム板とハンマーじゃとても通せないようなものまで楽々打てる。
最高に素晴らしいゴム板。ハンマーとゴム板には金をかけておけ!
革包丁
長いことカッターで革を切っていたが、不満があった。それはカッターの刃の滑りに合わせて革が動いてしまうこと。
しかしそれは革包丁にしたことで解決! 革の歪みが発生しなくなって、サイズ狂いも起きなくなった。大変作業しやすい。
ただ、刃を垂直に入れるのがまだ上手くできない……。まぁこのへんは慣れだと思う。うまくまっすぐに切れていることもあるので。
革包丁はお高いけど、研いで何回も使えるし、うちには砥石も一揃いあるので。
ステッチンググルーバー
菱目打ちのためのラインを書くのって面倒じゃない?
ステッチンググルーバーでいくらか楽になるよ!!(ただし革に溝を掘るので、失敗すると悲惨)
多機能なマルチタイプもあるが、買ったことはない。ディバイダーをおすすめする人もいる。この辺は好みなんだろうなあ。
後に似た昨日のネジ捻を買った。こちらのほうが掘ってしまわない分、取り返しがついて作業しやすく、気に入っている。まだ使い慣れていないけど。
へり落とし no.1
初期はへり落とししてコバを磨く良さはわかっていなかったんだけれど、やり始めると、見た目の綺麗さが随分違うことに気付き始めた。
丁寧な仕上げをしたい人にはおすすめ。
道具
サイビノール(100番)
菱目打ちをする前にサイビノールで革を接着すると、菱目打ちも、その後の縫い合わせ作業も非常にやりやすい。その上、強度も保たれる。
得しかしない!! みんなもサイビノールで革を貼り合わせてみよう!
サイビノールは乾くと硬くなるらしく、作りたいものによっては不適切な場合もあるらしい。このへんぼくは詳しくないので、作りたいものと相談で。
ゴムのり
仮止めは両面テープのほうがやりやすいんじゃないか。そう思っていた頃がぼくにもあった……。
ゴムのりのほうがずっとずっと作業しやすかった。仮止めはゴムのりで!!
ジラコヘラ(小)
サイビノールやゴムのりを塗るとき、ジラコヘラがあると非常に塗りやすい。
綿棒で充分という人もいるので、買うかどうかは各自で判断しよう。
広範囲に塗りたいときは大きいほうが便利だけど、サイビノールやゴムのりの小さい容器には大きいやつは入りにくいので注意。上記リンクは小さいほう。
ジラコヘラをトコノールを伸ばすのに使う例もあるみたい。
買ってよかった本
広く浅く基本的な知識が載っている本。型紙も複数収録されている(作りたいと思った品はほとんどなかったけど……)。
ネット上にはいろんな人が書いた知識が溢れているが、誰が書いたものかは定かでない。
この本はレザークラフト教室の先生もお勧めしていたので、最初の一冊としても良いと思う。ステップアップを考えたときに他の知識を参考にすればいいかなと。
おれが買ったのは初期版だけど、今から買うなら上記の増補改訂版。収録作品がスマホケース等になり、より現代向けになった感じ。いずれ買ってみたいな。
おわりに
レザークラフトは楽しい。
一時期、生活に余裕がなくて全然できなかったけど、再開すると楽しくてしょうがない。
元々財布に関心が高かったので、自作できるのがとても充実感がある。引き続きいろいろ作ってみるつもり。