マイクラでHeatAndClimateだけを序盤からしっかり遊んでみることにしたシリーズ。バージョンは3.7.2。
前回:
シリーズ1回目はこちら。
前回までのあらすじ
砂漠に暮らしてみたくて砂漠で石臼まで作ってみたはいいが、鋼の精錬でとうとう砂漠に住むことを断念したさいろねりくさん(マイクラの音声読み上げで呼ばれる名前)。川でどうにか鋼ブロックを精錬した後、平原に引っ越し、地下工場に自動精錬設備を作って、過去の設備ではUHTを得られないことに気付く。その後、初めての液体燃料コンロでUHTを得られるようになった。
今回のプレイ記
これまでずっと金属精錬ばかりやってきたが、今回は料理でもしようかと思う。
何から始めようかなぁ料理。やっぱ牧場作りからかな?
敷地を丸石フェンスで囲って、牛の柵を作る
敷地周辺を囲った後、近くにいた牛を招き入れた。4頭ついてきてくれた。

家の近くに小さい柵を作って、そこに入ってもらった。

ちょっと狭かったか……?
あと段差の関係でフェンスを重ねて置いてある場所があり、下の段のフェンスと土ブロックが繋がったところに乗れるみたいなので、外側から修正。
液体ホッパーを作る
HaCで料理するなら必須のアイテム、液体ホッパーをやっと作ることにした。

ミルクやクリームを集めるって書いてあるが、クリームなんて集まったことあったか……? 直にクリームが集まったら大助かりなんだけどなあ。

それはともかくレシピはこう。鋼も自動精錬できる今となっては洋白は手軽な材料なので、2つ作成。
IBCタンクも作る
牛を囲って液体ホッパーを作ったら、当然タンクも要る。一斗缶でもいいのだが、より大容量のIBCタンクを2つ作ることにした。

調理甕も作る
今までずっと作っていなかった調理甕だが、時間こそかかるが気候レシピでいろいろなものが作れて便利である。
材料のテラコッタは、近所の川底にたまたま少し粘土があったので、とってきて焼いた。

調理甕、とりあえず1つ作成。

寄り道:ハンモックを作る
料理とは全く関係がないのだが、布を使うレシピを作り始めたので、気になっていたハンモックも作ることにした。

置いてみると、案外縦長。

めちゃくちゃ弱々しい棒で吊ってるように見えるが、まぁ無事眠れるらしい。持ち歩いて使う気満々だけど、見た目重視なら木の間とかに置きたいなあ。
液体ホッパーを牛の柵の中に設置し、生クリーム製造開始
本題に戻って液体ホッパーを置きにいった。柵の外から地面を掘って、地面に置くと、すぐにミルクが貯まり始める。

その真下に調理甕を置くと、そのまま気候で調理(?)が始まった。

非常にゆっくりだが、生クリームを作ることができる。
下に液体ホッパーを置き、IBCタンクを接続して、ミルクから生クリームを直接作って貯める設備のできあがり。

調理甕の代わりに調理鍋を置く
習慣で調理甕で作ってしまったが、調理甕の調理スピードは遅い。
そこで調理鍋で生クリームを作ることにした。

調理甕の代わりに調理鍋を置いてみたら、ちゃんと矢印が進む。イメージに反して、置いておくだけでも使える調理鍋……。

ミルク貯蔵タンクも作る
生クリームをたくさん貯めることにしてしまったが、ミルクがほしいこともあるかもしれない。
というわけでもう一つ追加で液体ホッパーを作り、隣に置いてIBCタンクを繫いでみた。

生乳と生クリームが延々と貯まり続けるタンクがこれで用意できた。生乳のほうはあっという間に満タンになってしまったよ。
スキレットを作る
ところで、最近のバージョンでは調理鍋の緩和レシピとしてスキレットが実装された。

温度BOIL以上のレシピしか作れないが、代わりに材料が手軽である。早く料理要素を遊びたい人はバニラ鉄と布で作れるスキレットがよさそう。ずっと作ってなかったけど……。
作ったスキレットは地下工場の再加熱エリアに置いてみた。

温度はOVEN。文字通りいろいろなものが焼いたり煮たりできる温度だが、ここでは水を投入。
しかしスキレットにバケツの水入るんか……?

入った。ってかバケツ5杯分入るわ。すごいなこのスキレット……どこにそんな容量があるんだ……。
ちなみに何が作りたかったかって、塩。

バケツ1杯の水から塩が1つできる。相当煮詰めてるんだなきっと……。
調理甕でバターを作る
塩を何に使うかというと、もちろんバターである。
一時的に液体ホッパーの下に置いていた調理甕に、5000mbの生乳がたまっていた。それを気候利用レシピが作れるところに置いてきた。

見に行ったら生クリームが1000mbできていた。
この生クリームからバターを作りたいのだが、作るためには生クリームをGUIの左側のタンクに移す必要がある。
どうやるかって、この矢印ボタン(Switching Tanks:タンクの入れ換え)を押すんだよ。

入れ換えて塩を入れ、気温HOT・湿度WETの場所に持っていった。川辺の松明のそばである。

ゆっくりだが矢印が進んでいることを確認。

料理のレシピ確認などをしているうちに、バターが2つできた。

甕一杯のミルク(5000mb)からできるバターはわずか2つ。ちくしょう……いつかバター製造自動化してやる……。
作りたいもののレシピを確認
この辺になってやっとレシピを確認した。
なんとなく「バターが要りそう」ぐらいにしか思っていなかったのだが、作りたかったのはレモンサンド。必要なのはパン生地とレモンと砂糖だった。バター要らないじゃん……。パン生地にバター使うかと思ったんだよな。
せっかくなので、進捗達成に必要なアップルタルトも作ることにした。こっちはバターが必要。
パン生地のレシピ

アップルタルトのレシピ
アップルタルト……というかタルト系はバター消費が激しい。タルト作りに1つ使うのと、

ペイストリー生地作りでもバター(orマーガリン)があると数が多くできる。

昔は確かマーガリンがなくて、バターでしか作れなくて苦労したような気がする。マーガリンはバターより作るのが簡単そうなので、量産ならそっちがいいかもしれない。
でもバターのほうが美味しそうだよね。ペイストリー生地を使う料理は贅沢品だなあ……。
レモンサンドのための食パンを作る
小麦を石臼で挽きーの、

パン生地作りーの、

紙で包んで型に入れーの。

工程が細かい。そしてこれやってるのがなかなか楽しいのだよな。
アップルタルトを作る
ペイストリー生地は、数は少なくなるが植物油で作るレシピにした。現段階ではバターは貴重品だし、マーガリンも作っていないので。

この生地で生のアップルタルトを作った。

食パンとアップルタルトを焼く
地下工場の溶岩付近のKILNエリアにタルトとパンを置い……いや雰囲気ないな、石窯みたいな施設作っておけばよかった。昔AMT2で遊んだときはやったんだけど。

進捗は生のタルトを置いただけで達成できる。
その後、パンを置いて両方焼けたんだが、パンは焼けるとちゃんと膨らむのが本当に細かい。

作者さんが楽しんで作ってるなって感じの要素だよね、HaCのお料理。遊んでて楽しいもの。
レモンサンド完成
焼けた食パンでレモンを挟んでお砂糖で味付けて完成。

昔遊んだバージョンでは、レモンはレモネード作るくらいしかレシピがなかったと思うんだよな。道すがら回収したレモンの処分に困ったんだ。いろんなレシピができて嬉しい。
余った素材でレモンクリームタルトとソーセージパンを作る
パン生地とペイストリー生地が1つずつ余っているので、ついでに何か作ってみることにして、レモンクリームタルトとソーセージパンを選んだ。理由は手持ちの材料で作れるから。ソーセージは隊商宿で拾ったんだよね。

生クリームを詰める紙パックを作る
紙パックは生クリーム以外もいろいろ詰められるが、料理で水や生クリームを詰めて使うことが多い気がする。

これを牧場の下の生クリームタンクに持っていって右クリックで詰められる。液体ホッパーでも詰められるけど。

レモンクリームタルトも完成。

両者を焼く
また地下工場に持っていって、KILNエリアに設置。石窯オーブンみたいに見える調理場作りたいなあ……。

いやー美味しそうだ……。

家具を作って料理を並べる
せっかくエンティティ設置できる料理を複数作ったんだから、テーブルに置いて並べたいよね。
ってことで木のテーブルを6個作って並べ、木のチェアを置いてみた。

ここに作った料理を並べてご覧の通り!

カップは隊商宿でもらってきたやつを置いただけ。中身は空。ティーポットでお茶作りもしたくなるなあ……。
ソーセージパンはテーブルに直置きになっちゃうので、お皿がほしいなと思ったのだが、カルセドニーか銀を要求されるので現時点ではちょっと厳しかった。


ティーポットも洋白でも作れるけど、イメージ的に銀で作りたくて、完成はもう少し先の話になりそうだ。
それにしてもほんっと楽しかった。料理アイテムを作ってるときって、HaCやっててよかった~って思う時間なんだよな。楽しい。
赤の鉱脈堀りへ
さて、料理を楽しんで元気が出たので、先日の白の鉱脈がある渓谷に行くことにした。
その前に砂漠で見つけた赤の鉱脈を大地のシャベルで掘っちゃうぞ。

爽快感ある~。

鉱脈がなくなるまで掘ったので、次は隊商宿へ向かった。
隊商宿でお宝ゲット
サバンナ付近の隊商宿、物資が更新されていた。

チェストの中にはダイヤモンドと、

鋼のツルハシ!

天青石は例によって残したが、鋼のツルハシを見て思ったのは「そっか、もうネザー行けるんだ……」であった。ダイヤのツルハシと同じ採掘レベルなんだよな。
あとは地味にすごかったのが繭玉のバスケット。

お蚕さんも育てないとなあ……。桑がないよお。
渓谷に到着
寄り道したが渓谷に到着。さあて、どうやって降りようかな……

って思ってたらスケさんに狙撃されて落ちそうになった。落ちなかったけど怖かった。

探索拠点を設置
ひとまず道なりに進んだら狭苦しい行き止まりがあったので、そこを探索拠点にすることにした。広いかもと思ったので。

まずここで寝たいんだが、まだ昼なので眠れない。ってことで近くを調べていたら、

白の鉱脈があるじゃん!
白の鉱脈堀り
地面を掘って降りて、大地のシャベルで採掘。

空っぽになったので、壁を階段状に掘って上がることにした。

そしたら探索拠点のすぐそばに出た。

落ちるのが怖いので、上ってきた道にはフェンスつけてみた。

渓谷に降りて2つめの白の鉱脈を発見
白の鉱脈を掘った辺りから渓谷の底まですぐだったので、降りてみた。しかし底は狭くて、特に何も見つからない。

歩いてたらもう一つ白の鉱脈を発見。地上から見つけたのはあれのようだ。

戻って掘ってみた。こっちは小さい鉱脈だった。

対岸に渡って洞窟探検
2つめの白の鉱脈を掘ってるときに、対岸に洞窟っぽいものを見つけたので、対岸に渡ってみた。

ここでゾンビが死んだらしい……。
少し歩くと洞窟っぽい場所があった。

歩いてたら新レシピが解禁された。

きのこが松明でアイテム化して、それを入手したらしい……。
もうしばらく歩いていたら、

ん? 丸石?

苔石あるじゃんスポナーじゃん。
ってことで一段低く掘って敵の足元から攻撃できるようにしてみた。

手動攻撃型のスケルトントラップに来た気分。

頑張って松明を置いてみたがスポナーが止まってるかはよくわからないので、

スポナーが見えるところを掘って松明を追加してみた。
止まったかなーと入ってみたらスケさんが3体いたので慌てて逃げた。誤射から同士討ちが始まった。

スポナーを無理に止めようとか思わずにチェストだけ開けて帰ることにして、チェストがあった辺りの壁を掘ってみた。あった。

中身はこんな感じ。

白の鉱脈2個とスポナーがある渓谷であった。ついでなので村を少し整備していこうかな。

村に向かう途中、崖で佇むクリーパーを発見した。黙ってると可愛いんだけどなあ……。
大地のシャベルで村の地面の穴を埋める
大地のシャベルには、スニーク+右クリックで土ブロックで埋め立てる機能がある。それを使えばサバンナ村の地面の穴を埋められるんじゃないかと思い、やってみることにした。
例えばここを、

そーれ、サクッ★

もう一歩向こうまでサクッ★

ここも、

サクッ★

こっちも、

サクッ★

更にここも、

サクッ★

すみませんわざとじゃないです!!

渓谷2つめを探索
村の家のひとつにベッドを置いてひと眠りしてから、村の北東の渓谷を探索することにした。

こここそどうやって降りようかな。やっぱ水源設置してダイブだろうか。
他に道がなさそうなので、いざ!

小さな白の鉱脈を発見
降りて南の方に行ってみたら、小さな白の鉱脈があった。

見た感じだいぶ小さそうなので、ここは無理に掘らなくてもいいかと放置した。
分岐路を発見
北の方に進むと分岐路があった。

ちょっと進んでみて、スケさんに暗闇から狙撃されて逃げ帰ったりした。遠隔攻撃ずるいだろ。
白の鉱脈をさらに発見

分岐を右手に進んだら白の鉱脈を発見。ここは掘ってみたら結構大きかった。
その先には妙にたくさんクリーパーがいて何度も爆発されて参ってしまったが、スポナーは見つからなかったので、たまたまだったのかな。でも帰りにちらっと通路見たらクリーパーが増えてたんだよな。スポナーあるのかなあ……。
帰る!
帰りは水流エレベーターでどんぶらこしながら帰還。いつも息が続くか不安になるんだが、半分くらい顔を出したら息継ぎしながら上れたよ。上れるんだ……。

村に置いたベッドと作業台は、そのままにして帰ることにした。また村で寝泊まりしたいことがあるかもしれないからね。

それにしても、渓谷に行けば深いところに繋がってて黒の鉱脈があるんじゃないか、と思っていたけどそうはいかなかったなー。二つとも浅い渓谷だった。白の鉱脈がたくさんあったのは大助かりだったけど。
ネザーにも黒の鉱脈はあるんだが、オーバーワールドの黒の鉱脈を見つけてからスカルン鉱床を解禁したいんだ。
ブランチマイニングで掘りあてる人もいるだろうけど、味気ないので洞窟を探検したいんだよね。エンド要塞にはたくさんあった記憶があるが、エンダーアイ作りは今はちょっと難しいし……。
今後作りたいもの
恒例の、今後作りたいものコーナー。
魔法のアクセサリー
白の鉱脈をたくさん掘ったので、ルチルクォーツの在庫が結構増えた。そろそろ魔法のアクセサリーも作りたい。
ネザーに行くにも魔法のアクセサリーをいくつか用意したいんだよなあ。まだキューブ使うやつは素材的に難しいけど、エッセンスくらいなら結構作れそうなのだ。
白のアクセサリーだと金ペンダントがお気に入り。

他にも魔法のアクセサリーには優秀なものが多数ある。作りたいなあ。
ガラ紡機
ずっと作ってなかったガラ紡機も作りたい。

こいつは何かというと、紡錘よりも少ない素材の量で糸を作れるマシンである。Tier1にも関わらず、服は足りてるからと後回しにしていた。
だんだん布を使うレシピが増えてきているので、そろそろきちんとこいつを作っておきたい。紡錘で作る量の倍作れるから、貴重素材の糸は絶対これで作りたいのだ。高性能な服もこれから増えるからね……。
簡易化学反応槽
簡易でないものと比べて半分くらいのレシピしか作れないようだが、Tier2で簡易化学反応槽が作れるようになっていた。レシピも画像を撮り忘れたけどシンプル。
どのくらいいいものなのか、使ってみないとわからないだろうし……ぜひ使ってみたい。
なんせTier3は素材を手に入れるだけでも一苦労するしね。本当は早くハンマーミルを作りたいんだけどねえ。
おわりに
HaCは本当によく作り込まれたMODだと思う。作者さんが丁寧に作っていることを実感するMOD。
昔Apple&Milk&Tea!で遊んだ人も楽しめると思うし、ほどほどの難易度でプレイしやすい。
工業方面が目につくMODではあるが、工業方面はほどほどにして料理や衣類作りを中心に遊ぶこともできると思う。一方、工業に抵抗のない人はさまざまな設備が自動化できて遊び甲斐があると思うし。
無償でアップデートを続けている作者さんには頭が上がらないよ。